思い出事件簿(2)
みなさん、こんばんは。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
さて、6月となりましたね。
梅雨入りしましたが、しばらくはいい天気が続くそうです。
梅雨に似合う花と言えば、やはり紫陽花ですね。
ということで、紫陽花を飾ることにしました。
ちなみに、今、としまえんでは「紫陽花祭り」中とのことで、タイミングが合えば見に?(撮りに?)行きたいな〜と画策しております。
さて、思い出事件簿(2)ということですが、 私が司法書士の登録をしてから1年くらいたった時のこと。
とある決済(不動産取引)がありまして、事前情報では、弁護士事務所内との決済と聞いていました。
ということで、約束の日時にその事務所に行ってみると・・・ なかなか当事者が集まらない。。。 (でもいつも早めについてるので、ぎりぎりに売主・買主が来ることはよくあることなので、何も気にしない私)
しばらくすると・・・場所を移動するという・・・
<私>(「え?」と内心驚く。当日に決済場所が変わるなんてまず聞いたことがないので。)
どこに行くのか聞いてみると、裁判所に向かうという・・・
<私>(ますます「え?」少なからず、動揺。) どうやら、裁判所で決済を行うということ・・・
<私>(今までに経験していないので、かなり動揺・・・) 動揺しながらも、弁護士さんと一緒に裁判所へ・・・
行ってみると、調停室に・・・
調停室に入ると、当事者・裁判官・調停委員勢揃い。。。
どうやら、調停を成立させる段階での、不動産取引ということがその場で判明。
あれこれ想像をめぐらす間もなく、「司法書士さん、名義変更に必要な手続きを進めてください」との声。
私は、慌ててピリピリした空気の中で、全員の注目を受けながら、売主・買主の本人確認と署名押印をもらい、 名義変更(所有権移転登記)に必要な書類を受領しました。。。
前もって言ってもらっていれば、心の準備ができたんですけど、まさかの展開での決済は衝撃的でした。
ましてや裁判所の調停室での決済なんて・・・ 今思えば、貴重な体験ができたと思いますが、その時はそんな余裕がありませんでした(笑)
ではまた第三弾をお楽しみに!