お年玉
みなさん、こんばんは。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
個人的なことですが今年は、年賀状のお年玉としては、切手シートが5セット当たりました〜。旅行は当たらず・・・
さて、先日購入した『商業・法人登記先例インデックス』(鈴木龍介編著)ですが、古い先例も含めてわかりやすく解説していただいているので、結構勉強になりそうです。
<外国人の印鑑提出と署名証明の話>
印鑑届出書に添付する印鑑証明書に代えて、印鑑証明書に署名し、サイン証明書を提出することでもよい。
代表取締役の就任承諾書に添付する印鑑証明書、代表取締役選定の議事録等に添付する印鑑証明書についても同じ。
(参考条文)
「外国人ノ署名捺印及無資力証明ニ関スル法律」
第1条 法令ノ規定ニ依リ署名、捺印スヘキ場合ニ於テハ外国人ハ署名スルヲ以テ足ル
<議事録の抄本による原本還付の話(商業・法人登記において)>
議事録等の原本還付をする場合、登記申請に不要な部分の謄写を省略しても問題ない。
ちなみに、省略方法としては、不要なページを省略してコピーする方法や、登記に関係ない部分を黒塗り等して見えないようにする方法がある。
代理人が登記申請と同時に原本還付する場合には、委任状に「必要に応じて原本還付請求受領の件」との記載が必要である。
余談ですが、商業法人登記は、登記申請時に原本還付してその場で原本を回収できますが、不動産登記における原本還付は、登記申請時における回収はできず、登記完了後の回収となりますね