金融機関の合併
みなさん、おはようございます。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
今日は、午後から春の嵐になるそうですので、午後から移動の方は要注意です。
さて、4/1付にて「中央三井信託銀行」と「住友信託銀行」、「中央三井アセット信託銀行」が合併し、「三井住友信託銀行」となりました。
職業柄、この話題を聞くと、どこが「存続会社」でどこが「消滅会社」なのか?ということが気になります(笑)
気になる方は、是非ご自身で確認してください http://www.smtb.jp/
また、もうひとつ気になることは、保証会社の行く末ですね。
専門家なら当然ご存知でしょうが、住宅ローンを組む場合、通常、金融機関は担保を設定しますが、担保権者になるのは、金融機関の系列の保証会社がなるのが通常です。(なぜ保証会社が担保権者となるのかについては、ちょっとややこしいのでこちらで確認してください・・・ http://www.tr.mufg.jp/loan/hosho.html )
で、保証会社もメインの銀行が合併すれば、当然同じ流れで合併等が生じることが多いですが、三井住友信託銀行の場合は、
中央三井信用保証株式会社は、商号変更により、「三井住友トラスト保証株式会社」へ
住信保証株式会社は、株式交換により、三井住友トラスト保証株式会社の完全子会社になるそうです。
というわけで、合併に伴う抵当権移転登記は現在のところ発生する余地はなさそうですね〜残念?