USPコンサルティング体験の巻
先日、USPコンサルティングの大津久さんに 事務所まで起こしいただき、自分のUSPを聞き出して もらいました。(大津久さんのホームページは、こちら)
USPって何ですか?という人もいるかと思いますので、簡単に説明すると、
Unique Selling Proposition の略称で、
自社(自製品)のみが持つ独自の「強み」の意味で私は使っています。
自分の事務所の理念や仕事に対する姿勢などは、これまで色々考えきてきましたが、自分や事務所の仕事の中での具体的な強みといった点には、それほど焦点を当てていませんでした。
ご依頼いただければ、その仕事に全力投球するだけだと考えていましたし、まだまだ仕事を選べるような身分じゃないという思いもありましたので、自分の仕事を絞ってしまうのは、逆効果じゃないかと考えていたからです。
しかし、色々な方とお会いさせていただくなかで、そもそも司法書士の仕事が分からない方に自分の仕事を理解してもらったり、他士業との違いを理解してもらったり、はたまた他の事務所との違いを理解してもらう必要があることを強く意識させられ、また漠然と司法書士の仕事全般を説明しても、聞きてにはなかなかうまく伝わらないことを実感しました。
例えば、不動産登記が得意と一言でいっても、売買の登記の経験が多い司法書士もいれば、相続の登記の経験が多い人もいます。また売買の登記といっても、戸建、マンション、マンション一棟まるごとの登記など、細かく分けることができます。
その中で、単に不動産登記が得意ですといってもなかなか相手に響かないのです。
相手に短い時間で自分や事務所の特徴をつかんでもらうためには、やはり得意分野や自分が積極的に取り組んでいきたい分野をアピールする必要があるんですね。
仕事を絞ってしまうと、それ以外の仕事の依頼はこないんじゃないのか?と思われるかもしれませんが、大津久さん曰く、それが反対に色々な依頼がくるそうなんです。
絞り込んだPRをすることで、聞きての記憶に残り、勝手に色々いい方向に解釈してくれてその仕事ができるんだったら、この仕事もしていただけそう!というようになるらしいんです。
大津久さんのコンサルティングは今回初めて受けたのですが、自分でもはっきりしていないことが、はっきりとわかったり、特徴と思っていなかったことが特徴だったりと、言葉巧みに私の思いを引き出してくれて、短時間で自分のUSPを見つけることができました。
決して、無理やり引き出そうとするのではなく、上手に質問をして、ときには角度を変えながら、アプローチして、私の思いを言葉に変えていただきました。そんな大津久さんの仕事振りには本当に感激いたしました。
大津久さん本当にありがとうございました。また、今後ともよろしくお願いいたします。
で、私のUSPですが、それは後日に発表したいと思いますので、お楽しみに