バックアップできてますか?
みなさん、おはようございます。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
さて、震災後、事務所のPCのバックアップ体制に、疑問をもち、UPSを購入したことは以前にここでも載せていましたが、
今日は、そのあたりのことを説明してくれるいい本を発見したので、ご紹介し、対策として、どんな方法があるか簡単にご紹介したいと思います。
なお、詳細な内容が知りたい!と思う方は是非、購入して下さい。
ちなみに、本で書いていることは、少しPCに詳しい方であれば、当然知っているようなことだと思いますが、私のようにあまり詳しくない方もいると思い書く次第ですので、その辺はご容赦くださいね。
まず、バックアップ体制とは?ということですが、守るべきものはまず「データ」であり、かつそのデータにアクセスする手段を調え、かつ必要であればそのデータを必要な個所に送ることができる体制を調えておくことだと思います。
私も専ら仕事は、PCで作業を行っていますので、震災や停電の影響でデータが消失したり、PCが壊れてデータがあってもそれを開けられなかったり、また、ネットワーク回線が停止してデータを送ることができなくなってしまうと仕事に支障をきたしますので、これらのバックアップ体制の構築は必須だと考えています。
ではどんなバックアップ体制があるかといいますと、
1.突然の停電に備えて、UPS(無停電電源装置)を設置する方法があります。PCは突然電源を落とすと、データが壊れてしまう危険性があるので、突然の停電があっても、データを他の場所に移したり、データを保存してからPCをシャットダウンできるようにする必要があるからです。
2.PC機器(媒体)を選ばずにデータにアクセスできる「クラウド」を利用する方法があります。本では、Dropboxが案内されていたましたが、他にも色々なクラウドがあります。クラウドのいいところは、特定のPCにのみデータがあるわけでなく、クラウドサーバ上にデータが保存されているので、インターネット回線が利用できれば、場所や媒体を選ばずにデータにアクセスできます。
3.緊急時に簡単にすばやく大量のデータを持ち出せるように、データフォルダー構成を丸ごとコピーする「ミラーコピー」も有用です。
4.日頃から持ち歩いているスマートフォン(iPhone)・スレートPC(iPad)も有用ですね。
5.また、既存のネットワーク回線が遮断されても、「モバイルルーター」があれば、そちらからインターネット回線に接続できますので、これも有用です。
6.あと、せっかく様々な電子機器をもっていても、いざという時にバッテリーが切れてしまっては、無用の長物と化してしまいますので、「ポータブルブルバッテリー」も欠かせませんね。
いきなり完璧なバックアップ体制は構築できないと思いますが、それぞれ各人で少しずつ自分のできる範囲でバックアップ体制を整えていけばいいと思います。
「備えあれば憂えなし」です。
そう考えると、「遺言書」を作成するのも、バックアップ体制の構築といえるかもしれませんね