登記に関する昔と今 その1(続くか未定・・・)
みなさん、こんにちは。
司法書士@五反田の荒谷健一郎です。
最近は、涼しい日が続いて嬉しいですね 暑いと、脳の思考回路がストップしそうです・・・
さて、一般の人でも以前の登記制度を知る人と話すと、登記の仕組みも色々変わってきたんだな〜と思い返すことがよくあります。
大きく変わったと思えるのは、昔は登記の申請をするには、どんなに遠方でも必ず管轄登記所の窓口に人が赴いて申請しなければなりませんでした(出張して申請するか若しくは、現地の司法書士に復代理申請を依頼するか)が、
今は、オンライン申請(電子申請)を認める仕組みとなっているため、必ずしも窓口に赴く必要はなく、郵送申請もできることになっています。
また、法務局での登記が完了した際も、昔であれば、完了後の書類を受け取りにいっていましたが、今は返信用封筒を申請時に提出しておくと、登記が完了した後、法務局から事務所に書類を返却できる仕組みとなっています。
このように仕組みが大きく変わっているため、今ではすっかり法務局に行く回数も減っております。わざわざ赴く手間が省けるため、作業効率としてはいいのですが、遠方への登記所へ旅行気分で申請に出かけることも減ってしまいましたので、ちょっぴりさびしく感じるところではあります。
対して、弁護士さんは、裁判所に出頭する都合上、基本的には遠方であっても赴いているそうですが、今や通信技術が発達しているので、これももしかしたらなくなるかもしれませんね。バーチャル世界での裁判も近いうちに行われるかも?