後見人に就任したら・・・

みなさん、こんにちは。

司法書士@五反田の荒谷健一郎です。

さて、今日は、金融機関めぐりをしておりました。といっても、不動産登記がらみではありません。

私が成年後見人をしている方(「成年被後見人」と言います。)の名義を「成年後見人」名義に切り替える手続です。

「成年後見制度」についてはこちらをご覧ください。www.legal-support.or.jp/support/

裁判所より成年後見人に選任され就任すると、成年後見人は被後見人の財産状況を調査し、原則就任後1カ月以内に裁判所に財産目録・年間収支の見込みを裁判所に提出しなければなりません。

その際、被後見人名義の預貯金口座があれば、金融機関に「成年後見制度の関する届出書」を提出し、成年後見人が今後その口座を管理できるように金融機関に切り替えていただく手続をしなければならなくなるのですが、金融機関の窓口の方も皆さんが慣れているとは言い難いので、1ついくごとに結構待たされてしまいます。

まあ、このような客はほとんどいないので、金融機関の人も慣れていないのは理解できるのですが・・・

成年後見制度ができて10年経過しましたが、まだ世間的にはなかなか浸透していないんでしょうね。

ちなみに、書類にたくさん住所と名前を書きすぎて腱鞘炎になりそうです・・・ということは、腱鞘炎の人は後見人にはならない方がいいということでしょうか?

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